MinimServer について

dCS Vivaldi Upsampler、Esoteric N-05 など、ネットワークプレーヤーの一部でリファレンスとされているメディアサーバー MinimServer が、N1 向けにもインストールできるようになっています。内蔵ソフトではありませんので、サポート対象外ではありますが、MinimServer のインストール方法についてご紹介します。

■メディアサーバーとは
音楽ファイルを読み出し、カバーアートを分離したり目録(データベース)を作ったりして、選曲アプリに情報を送ります。また、プレーヤーからの指示に従い、音楽ファイルを送出する役割を担います。N1 では、メディアサーバーとして Twonky Server を内蔵しています。


■MinimServer (ミニムサーバー)とは
Simon Nash氏により開発が続けられているオーディオ専用メディアサーバーです。表示は英語ながら、音楽に特化して、クラシック音楽への対応を行っていることから、特に欧州のメーカーやユーザーに人気があります。
名前の Minim はミニマムにしながらシンプルさによる価値を目指すところからで、N1 と通じるところがあります。基本的に無料で使用開始できますが、寄付歓迎のソフトです。→オフィシャルサイト(英語)


■インストール方法

こちらのサイトに英語での記載があります。下記はそれを要約したものです。
インストールにはWindows PC もしくは Mac が必要な事に加え、N1 自体もインターネット接続が推奨されます。

  1. Windows を使用する場合
    1. 英語のページの中盤にあるリンクから「MinimServer-0.8.4.5-melco.zip 」というファイルをダウンロードします。
    2. zip ファイルを展開し、中に入っている「.Anas.bak」「files」「scripts」という3つのフォルダをUSBメモリにコピーします。
  2. Mac を使用する場合
    1. 英語のページの中盤にあるリンクから「MinimServer-0.8.4.5-melco.dmg」というファイルをダウンロードします。
    2. dmgファイルをダブルクリックしてマウントします。
    3. USBメモリをMacにセットします。
    4. create-installer をダブルクリックして実行し、指示に従ってパスワード等を入力すると、必要なフォルダがUSBメモリにコピーされます。
  3. 以下、共通のステップ
    1. N1の「BACKUP」ポートに上記で作ったUSBメモリをセットし、N1のディスプレイに(B)マークが表示されるのを確認します。
    2. メニューの「バックアップ」「復元」「設定を復元」「MinimServer-Setup 」と選択します。復元が実行されます。
    3. 【重要】復元完了を示す画面が表示されたら、その状態で先に進まず、BACKUPポートからUSBメモリを抜き、EXPANSIONポートにセットします。
    4. EXPANSIONポートにUSBメモリを差し替えたら、画面を先に進めるとN1が再起動します。
    5. その後、曲数にもよりますが5分~程度でMinimserverが起動します。アプリ上に「Library」の一つとして「Minimserver」の緑色のアイコンが表示されたらインストール完了です。

■MinimServerのTwonky Serverに対する優位性(一例)

  • かなり安定して再生でき、カバーアートやメタデータのサポートにも優れていると言われています。
  • 起動時のライブラリロードが Twonky より速く完了します(ただし、ファイルをコピーしてもすぐに反映されません)。

■MinimServerとTwonky Serverとの主な違い(留意点・一例)

  • アイコンが異なります(Twonky も引き続きご使用になれます)
  • 選曲ツリーが英語のみで、Twonkyとは完全に異なります。MinimWatch アプリケーションで設定することで、詳細なカスタマイズができます。
  • MinimServer には、追加された曲の自動スキャンの機能がありません。曲をコピーしても、自動的には登録されません。
  • EXPANSION の追加後、取り外し後も、スキャンが必要です。取り外し後スキャンしない場合曲が残りますが、実際には再生できません。
  • 管理画面(http://(N1のIPアドレス):9790 )の機能も Twonky に比べるとシンプルになっています。
  • MinimServerからの再生時は、N1のディスプレイに曲タイトルが表示されません。
  • ローカルプレイ時には使用できません(Twonkyが使用されます)。
  • 「最近再生したファイル」などのスマートプレイリストは、Twonky と MinimServer では共用されません。

■MinimServerの運用・設定について

  • MinimWatch と呼ばれるアプリケーション(Minimserverのサイトからダウンロードして使います)から設定するのが基本的な使い方です。
  • このアプリから、ファイルのスキャン、ツリーの詳細設定、MinimServer本体のバージョンアップやコンポーネントの追加などが可能です。初期状態のサポートタグに加え追加タグを有効にしたり、N1独自のツリー同様、ファイルタイプやサンプリングレートでの選曲を有効にしたりすることができます。
  • MinimWatch は PC など Java が動作するプラットフォームにインストールして使用します(Java のインストールも必要になります)。

■MinimServer のアン・インストール(削除)方法

  • N1本体のメニューで「工場出荷状態の設定に戻す」を選択することで削除することができます。

■MinimServerのサポートについて