DELA N1 のβ版ファームウェア 「3.73B」 のダウンロードが可能になりました。
「2.30」以来の、メディアサーバー機能のアップデート(Twonky Server 8)を含みます。
今回は「かなりPCオーディオやネットワークオーディオに詳しい方向け」のファームウェアであり、一般の方には「3.72」をおすすめします。
更新内容は下記の通りです。
起動直後から全曲を参照
従来、電源投入後、全曲をメディアサーバーがインデックスするまで時間を要していましたが、3.71Bでは一度楽曲データベースが構築されていれば、起動直後から全曲を参照することができます。
※設定変更があったり、IPアドレスの変更があったりした場合は従来通り再構築します。ただし、再構築速度も向上しました。
プレイリストの保存
モード1の使用中にアプリで作成したプレイリストを、本体操作でファイル(プレイリストファイル)として保存できるようになりました。保存後は、アプリにかかわらず呼び出して使用することができます。
※削除や名前の変更にはPC/MacやCIFS対応アプリが必要になります。
※保存できるのは本体内の楽曲のみです。外部NASやストリーミングサービスの楽曲はリストに保存されません。
ナビゲーションツリーの選択
新たに「作曲者インデックス」が加わりました。
また、前面ディスプレイやスマートフォンなど、小さな画面に適した「インデックスのみ」モード(上図左)と、パソコンやタブレットなど、大きな画面に適した、「インデックスなし」モード(上図右)を、前面パネルから選択できるようになりました。
また、Twonky Server 8の機能で、「フォルダ」のみにするモードや、よりシンプルなツリーが選択できるほか、項目を自由に取捨選択できる「ツリービルダ」が搭載されています。
重複ファイルの排除機能
・タイトルが同じ
・サイズが同じ
・ファイル形式が同じ
・アーティストも同じ
場合は一方のみが表示されます。
初期状態では「有効」になっているため、バージョンアップ後、総楽曲数が少なくなったように見える場合がありますが、ファイルが削除されるわけではありません。
その他
- ライブラリを使用せず、USB-DAC接続機能(レンダラー)のみを使用する場合、ファイル共有に加え、ファイル配信も停止することができるようになりました。ファイル配信を停止すると、ライブラリーが表示されなくなるほか、前面パネルでの「楽曲情報の表示」「楽曲数合計の表示」なども機能しなくなりますが、他の NAS の音源の再生やストリーミング再生は可能です。
- 一部設定の見直しによる性能向上を図っています。