DELA N1 のファームウェア 「1.02」 が 4 月 26 日に公開になりました。
挙動の改善など総合的な品質向上を図ったメンテナンスリリースです。
こちらでは更新ポイントの他、N1とN10/N50/N100のソフトウェアの違いについても記載します。
【参考】N1とN10/N100のファームウェアの主な違い
N1 1.02 とN10/N50/N100 4.30 で内部的にはほぼ同等になっています。
ここでは、筐体デザインや内部インターフェース仕様等を踏まえた外観の違いについてご案内します。
ホーム画面の機能・意匠
LAN ポート・PLAYER ポートの上下が実際のポートにあわせて逆になっています。絵に合わせた向きで挿入してください。また、SFP 使用時は形状が変わります。
外部クロック使用時は左下にクリスタルのアイコンが表示されます。
曲名表示画面のオプション
曲名を全画面で表示する状態が初期設定になっています。
従来=N10等と同様にする場合は設定メニューのディスプレイの項目を使用して、詳細情報を表示するようにしてください。
PLAYERポートの設定
シンプルな、有効・無効のみとし、初期設定では無効になっています。これは、S100などのスイッチ専用機を使う場面を想定したものです。ただし、N1のPLAYERポートの機能も高度なため、比較試聴をおすすめします。
アイソレートモードは廃止しました。
USBポート挿入時の挙動
N1にはN50同様フルスペックの用途別USBポートが搭載されています。ただし、USB-DAC用ポートについてはUSB2.0、USB3.0が選べるようになっています。これを踏まえ、USB3.0ポートをUSB-DACに使用する場合は、USB2.0ポートからもファイル取り込み機能が使用できるよう改善されています。
曲名表示の書体
曲名表示時の書体に、英文の表示に優れるプロポーショナル書体を採用しました。
アイコン、Webリモコン
メディアサーバー、メディアレンダラーのアイコンが専用のものに変更になっています。
また、Web リモコンの画面も新規になっています。
N1 System Software 1.02 での改善ポイント
- 情報メニューにフォントライセンスに関する表示機能を追加しました。ライセンス文書が共有フォルダから参照できます。
- PLAYER ポート設定の無効・有効で MAC アドレスが変化しないよう改善しました。
- PLAYER ポート無効時は PLAYER ポートの情報表示を行わないよう改善しました。
- IPアドレスを固定しても、DHCPサーバからのIPアドレスを優先してしまう場合があったのを修正しました。
- CDリッピング時、稀にインターネット接続しているにもかかわらず「インターネット未接続」と判定するケースがあったのを修正しました。
- NTFS での書き込み速度が N50 相当となるよう改善しました。