ネットワークオーディオが広がる中で、再生環境を構成する要素は多岐にわたっています。
その中でDELAは、ストレージやサーバーだけでなく、ネットワーク機器についても一つの要素として捉え、製品開発を行ってきました。
S100シリーズは、そうした背景から生まれたネットワークスイッチです。
(ネットワークスイッチに関する当社の取り組みの経緯についてはS1のブログもご参照ください)
初代S100:オーディオ用途という視点
2019年11月に発表された初代S100は、一般的なネットワーク機器とは異なり、オーディオ用途を想定した設計を取り入れたモデルとして開発されました。1Gbps対応ポートを有するスイッチが少なくない中、ネットワークプレーヤー(レンダラー)の多くが100Mbps用のポートを採用していることや、オーディオシステムでの伝送品質を考慮し、今ではS100シリーズの特長となっている100Mbps専用ポートを設けました。黒子になりがちなネットワークスイッチという機器ですが、アルミフロントパネルを採用した美しい筐体はオーディオラックやオーディオ機器と一緒に設置しても遜色ないデザインでした。当初はシルバーモデルのみの展開でしたが、お客様のご要望を受け、ブラックモデルの展開も開始しました。
S100/2:ポート構成を変更した改良モデル
2022年10月に発表された第二世代のS100/2は、電源回路を改善し、ポート構成を変更したモデルです。こちらのレビュー記事でもネットワークスイッチ S100/2のオーディオシステムへの影響が評価されています。レンダラー試聴においてもリファレンス機材として使用され、実際の再生環境の一部として紹介されています。ネットワークオーディオ環境を構成する機器の一つとしての認知を広げるとともに、オーディオ用途におけるネットワークスイッチというカテゴリーの存在感を、より明確なものにしたモデルとなりました。


S100/3:継承と刷新の両立
今回発表するS100/3では、初代から続く基本仕様を引き継ぎつぎつつ、フラッグシップモデルS1の設計思想を取り入れ、メイン基板を新たに設計しました。従来モデルの延長ではなく、基板レベルから構成を見直すことで、ノイズの影響を極限まで減らした新次元のネットワークスイッチとなりました。

